北本製茶園/甘いお茶で、まったりと

高山ダム湖畔

 京都の最東南端に位置する南山城村には、高山ダムがあります。高山ダム湖畔で有機を主体として栽培する私共のお茶畑は、湖畔からの霧も深く、自然と太陽の光に育まれ、お茶作りに最も適した場所です。

新たな挑戦

乗用型収穫機

 お茶畑の収穫、整枝作業などは今までは、お茶刈り機を持って二人が意気を合わせて、作業していましたが、機械の進化も進み乗用型と言うコンバインのような収穫機が開発され、京都府で第一号機として平成12年導入しました。導入により益々の規模拡大を計ると共に、高品質な製品作りには欠かす事のできない計画摘採の実施が克服できると思います。

 また、良質堆肥投入による土作りや整枝等にこだわりを持った栽培管理により安心・安全なお茶作りをしています。

減農薬の栽培

 お茶の樹は、寿命が長く根も深いため、土地や気象条件など、大自然の影響を強く受けます。

 私たちに出来ることは、おいしいお茶を作るために、土地を荒らさないように肥料をやることと、自然界の天敵を出来るだけ活かし病害虫からお茶の樹を守ってやることです。お茶の樹も生き物ですし、いくら健全な樹を育てていても害虫が付くこともあります。お茶の樹を守るためには、必要最低限の消毒で、病害虫を駆除する事が大切です。

肥料へのこだわり

 肥料は、植物性の油粕、動物性の肉粕、魚粕、骨粉などが中心です。しかし、その働きを増強させるためには、即効性のある化学肥料の手助けも必要です。毎日、お茶の樹の顔色を眺めながら、健全に育ってくれるように努力をしています。

まったりとしたお茶、小売も可能

茶園

 私共の茶園では、お茶の甘みを引き出すために、五月の初旬頃、茶畑に被覆して太陽光線を遮光し、渋みの元となるタンニンを抑制し、旨味成分の元となるアミノ酸を増大させています。

 製茶加工は、やや深蒸しにしていますので、急須にお湯を注いで待つことなく、すぐに鮮やかなお茶の色が出てきます。のどごしが良く、渋味や、苦味が残らず、まったりとした、まろやかな味に仕上げています。

 自分の茶園で栽培し、製造まで一貫して行っていますので、品質は私共が保証します。現在、主に茶業者さんに販売していますが、一番良い時期のお茶は、小売販売もしています。販売の量は多くありませんが、品質が良く、多くの皆さんに喜んで頂ける値段で提供しています。

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